パプリカ
監督 / 今 敏
原作 / 筒井康隆
雰囲気も題材も「パーフェクト・ブルー」に似てる、と思ったら同じ監督だった。両作とも、パラレルな夢をとても凝った映像にしてあります。「パーフェクト・ブルー」は、格好良いけど、話に軸が無くて好みじゃなかった。こっちはキャラ達が魅力的だし面白い。音楽もいい。サントラほしいな。
ただ、こういう表現も話も、日本のアニメだと既に先駆者がいて、何かで見たことがあったりして、残念ながら斬新さが無いんです。特に、夢がパラレルになってるとこや、パレードのシーンなど、題材自体がかぶってることもあり、あまりにも「イノセンス」に似ている。でもオープニングの、パプリカがいろんなシーンをびゅんびゅんわたり歩くところは格好良かった。
こういうパラレルな夢ってよく眠れないとき(レム睡眠)に見る悪夢そのもので、ちょっと酔っちゃって怖い。すごいリアルだし。
主人公以外のキャラは皆、夢の中でも同じ人物なのに、何故主人公だけ別の人になるのか不思議でした。彼女の本来の姿ってことなのかな? あとストーリーで、いきなり現実世界が夢に侵食されるのですが、それが根拠が無いというか唐突で不思議でした。現実も夢でも表現の仕方が一緒なのでわかりづらいし。
押井作品や大友作品みたいに(どうしても比べてしまうのはいたしかたあるまい)メッセージ性とかテーマが重くなくて、わかりやすいし、エンターテイメント性が高いので、どの年代が見ても楽しめると思います。
● 関連サイト: パプリカ Paprika 公式サイト
(サイトでDCミニをみつけると、隠しサイトに入れます。隠しサイトに入ったあと再度訪れるとまた仕掛けがあります)
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