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楽しみにしていた東京国際映画祭。映画祭は初めての体験。私の好きなミュージシャン、ビョークが主演した「ダンサー・イン・ザ・ダーク」が上映されたので。この映画はカンヌ映画祭で大賞をとったのでチケットをとるのから大変だった。映画の内容は色んな雑誌を読みまくって知っていて、この監督の撮る映画の雰囲気やタッチも色々話題になっているので覚悟していたにもかかわらず、想像以上にヘビィだった。主人公は馬鹿がつくほど純真でまっすぐな女性で、自分の信念(愛?)をつらぬ
く為に自分自身が犠牲にならざるを得なくなります。いつも友達と映画を観に行くと悲しかったり感動したりしても泣いたとこ見られるのは恥ずかしいからガマンしてしまうけど、もう中頃くらいからガマンできなかった。舞台になるのはほとんどが工場、狭い家の中、牢獄シーンで、タッチも手持ちカメラで人間の視点から撮った独特のタッチなので異様なリアリティと圧迫感があります。見終わったらどっっと疲れてしまった。
大好きなミュージシャンが出ている事を抜きにしても、良くも悪くもすごい映画だと思う。 こんなに余韻が残る(あんまり気持ちの良い余韻ではないけど)映画は実際、何年かぶりに観た気がする。映画を観る前は試写
会とかもいっぱい応募して何度も観ようと思ってたけどあんまり何度も観る自信は無い。でもあのミュージカルシーンはまた観たいなあ。特に工場でビョーク演じるセルマが「見てよクヴァルダ(友達の名)、機械が歌ってるよ!」って歌うとこ。あのシーンは素晴らしいと思う。ミュージカルシーンは悲惨な運命に翻弄される主人公が夢見るシーンで、このヘビィなストーリーの中の唯一の救いです。
● 参考サイト
www.hyperballad.org/DITD/
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