ドキュメンタリー・タッチで非常にリアルに、自然に描かれているだけに、不自然な箇所が気になってしまった。特に女子高生の存在と、彼女との出会い方、主演のアキラのところどころの表情。4人の子供たちの中では一番年長なせいか、彼だけあきらかに照れている表情を見せる時がある。子供たちではシゲル、末っ子のユキの演技が非常に自然で‥というよりあの二人は演技してない。ケイコ(YOU)の態度も、近所の子供をあやしているような接し方で、いくら奔放な母親役といっても自分の子への接し方としては不自然に感じました。もうちょっとガサツな雰囲気の人のほうがよかったと思う。
同監督の前作、「ワンダフルライフ」は、何の予備知識も無く観に行って、ドキュメントの部分とファンタジーを巧みに混在させた演出が新鮮だったし、ストーリーもとても素敵でした。
もし前評判なども知らないでこの映画を観ていたとした
ら、すごくいいからぜひ観て、と周りにふれてまわった気がするのですが、なにしろこの映画はカンヌ主演男優賞で話題になりすぎでした。どの映画もそうですが、何も知らずに期待もせずにみにいったほうがいいですね。
● 参考サイト
www.daremoshiranai.com