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以前世間を騒がせたオウム真理教の事件は、まるで著者の「愛と幻想のファシズム」をモデルにしたような事件だった。これはその現代版といったとこ。実際にもし引きこもりの子供達が脱出を謀ろうとしたとしても、ここで描かれているまでの大事にはならないだろうが、そういえば「愛と幻想のファシズム」を読んだ時もそう思ったし後からおこった事実には小説よりも驚かされた。最後に主人公が野幌に家族で引っ越すかどうか迷って終わるけれど、もし私だったら自分の子供にそんなところで育ってほしくないから行かないし、もし自分が中学生でもASUNAROには入らないだろう。あぶない。彼らには現実感が欠落している。と思うのは私がもう大人だから?
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